愛車ハーレーの日頃のオイルメンテナンスはちゃんとできていますか?

ハーレーマフラー

ハーレーは日頃のメンテナンスが大事です。 かつて、ハーレーはメーカー純正でオイルが漏れる設計になっていました。現在では耐朽性の向上でオイル漏れは激減しましたが、それでもメンテナンスフリーというわけにはいきません。ハーレーのオイル交換の時期やメンテナンスなど理解して、長く乗り続けられるようにしましょう。

まず、ハーレーには3種類のオイルが使われており「エンジンオイル」「ミッションオイル」「プライマリーオイル」です。これらのオイルは潤滑作用や冷却作用を持っていますが、使用期間が長くなると劣化し、正しい機能を果たせなくなります。 交換の距離数ですが、エンジンオイルが2,500キロ、後の二つは5,000キロ前後と言われていますが、ハーレーの使用環境によってはもっと早くなります。 エンジンオイルの場合、交換前に走らせてオイルを温め、抜いた際には異物が混ざっていないかチェックすることも大切です。 また、ショベルなどの旧車は、これよりも短い距離で交換をした方がいいでしょう!

プライマリーオイルの場合、ボルトの先端が磁石になっており、オイル内の鉄粉を吸着しています。この鉄粉の量が多いとトラブルが起こっていると考えられますから注意しましょう。

ミッションオイルは車体下部で作業しにくいため、十分に気をつけて交換する必要があります。いずれのオイルを注ぎ込む場合でも、規定量は必ず守りましょう。少なすぎても、多くてもトラブルの原因になります。注ぎ終わった後には、ボルトの締めすぎに注意します。ゆるいとオイルが漏れてしまいますが、きつく締めすぎてもネジ穴の破損につながってしまいます。締める際は手でできるところまで締め、最後にレンチで軽く締めるのが良いでしょう。

オイル漏れのチェックも大切です。駐車場所にオイルのシミがないかなど、しっかりと確認する習慣をつけておきます。万が一、オイル不足によってエンジントラブルになると高額な修理費がかかるため、この確認は絶対に必要です。これらのメンテナンスを日頃怠らなければ、ハーレーは長く乗り続けることができるでしょう。