バッテリーを購入したほうが良い場合と充電で良い場合とは

バッテリーが上がってしまうとハーレーを運転することが出来なくなってしまいますが、セルが重くなっていたりライトが何か暗いというようにバッテリーの不具合が疑われる時には、購入して交換したほうが良い場合と充電で大丈夫な場合の2パターンが存在します。
バッテリーの寿命は使い方やどの様な環境で乗っているのかなどによっても変わりますが、平均すると2年から3年程度で寿命を迎えると言われています。しかし、出来るだけ安価に済ませたい場合、バッテリーが使える状態であれば充電で済ませることができるかもしれません。
充電でまだまだ使えるのか、交換をしなければならないのかはバッテリーの電圧をチェックで判断すると良いでしょう。ショップなどで計測してもらえることもありますが、チェック程度であれば安価なテスターでも問題なく使うことが出来ます。電圧が12.5Vより下回っている状態の場合であれば、充電が必要となります。
ただし、10Vなど著しく電圧が低くなっている場合、充電して一時的に回復したとしてもすぐに駄目になってしまうことがほとんどなので、こういった場合は交換しましょう。

基本的にバイクのバッテリーというのは、満充電に近い状態が最も高いパフォーマンスを発揮してくれます。したがって、満充電に近い状態をこまめに乗って維持することが大切です。
しかし、バッテリーは自然放電と言って使用していなくても勝手に放電していってしまいます。
頻繁に乗らないハーレーの場合は、バッテリーを取り外して自然放電を減らし、乗る前に充電器で充電しておくとトラブルの予防になりますし、バッテリーの寿命を伸ばすことにも繋がるでしょう。